2012/03/17

In Time

In Time (2010)
TIME/タイム



人間の余命が通貨のように売買される近未来を舞台に、貧しい青年と大富豪の娘が繰り広げる逃避行の行方を描くサスペンス・アクション。主演はジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・セイフライド。老化を克服した近未来の社会。全ての人間の成長は25歳でストップし、以降の余命は体内時計が刻む残り時間によって設定されていた。富める者は永遠の命を享受する一方、貧しき者は早死にする残酷な世界。ある日、貧しい青年ウィルは、社会への不合理を目の当たりにして、システムを支配する見えざる敵に立ち向かう決意をする。そして富裕層が暮らす地区へと潜入したウィルは、大富豪の娘シルビアと出会うのだが…。
(By. All Cinema)



ネタバレだめぇ!って人はご注意というか見ないで下さい。






ずっと走ってるシーンばかりの映画は結構あって、
これはそれほどずっと走ってるわけじゃないけど走ってるシーン満載な走る映画の1つ。

あらすじが面白そうなのと、
何よりもトビー・ヘミングウェイが出演してるというので日本公開待ちわびてた映画。
トビーはメインのタイムキーパーにつく2人の部下の1人として出演していて、予想してた以上に映ってた上に最後のエンドクレジットでも文字が大きく載せられてたのでとても嬉しかった。

だけど、話全体はというと少しがっかり。
ベタなSFアクション展開や、恋愛モノに終始しなかった点はよかったんだけど。(なのでそれを期待して行くと酷くガッカリするかも)
あらすじから漂ってた近未来SF設定が売りでそれを面白そうと思って見に行ったんだけど、時間の所有量が腕を見ると一目瞭然で隠す以外の裏技があるわけでもない工夫のしようがない部分や、突っ込みどころが色々。そして、結局お金が時間に置き換えられてよりわかりやすくなり、その構図は現代とそう変わるわけでもなく、それにより話が複雑化せず逆に単純化してしまったっていう印象があった映画でした。
近未来なのに車、自転車、バイクより足で走ってばかりでアナログな映画(笑)シルビアがヒールで全力疾走してるのに凄いと思っていたら、その時は走る用の靴はいて撮影してたとか。
面白い設定だけに少しもったいないって思ったのはきっと私だけじゃなかったと思う。

注目すべき点は、衣装。
この映画の衣装は、シルビア(アマンダ)の衣装が素敵だとファッション雑誌に載ってのを見かけたけれど、
アマンダだけじゃなく、メイドやシルビアの父や、男女共に絶妙な近未来さのあるモードサイバーな衣装が素敵。
しかし衣装に目を奪われていたからか、シルビアがほとんど最後の最後まで同じドレスのままだったのが気になってしょうがなかった…。

ロビンフット+バッファロー66 meets 近未来SF。

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